杉並をより良く、明るく、元気にします!
杉並は私のこころのふるさと、高円寺の祖父母、ご近所の方や、街の人たちとの思い出が詰まった大切な場所です。
小さな頃、高円寺の祖父母の家に行くと、近所の人たちが必ず声をかけてくれて一緒に遊んでくれました。私は人情味あふれ、温かい街すぎなみに育ててもらいました。
こんな時代だからこそ、幼いころから慣れ親しんだ杉並をより良く、明るく、元気にしたい。 若い力で恩返しがしたいと考えました。
私は働きながら全国社会福祉協議会 中央福祉学院の児童福祉司養成課程を卒業しました。
特別区児童相談所を経て、東京都庁 福祉保健局に勤務していました。
コロナ禍の中、他の人に知られることのないまま、多くの人が厳しい現状に直面している現状を変え、 困難に直面し困っている人の声を代弁し、必要な人に必要な支援が届くようにしていきたいと考えました。
私は日々、「一人でも多くの子供を救いたい」その一心で懸命に働いてきました。
令和2年度、児童虐待相談対応件数が過去最多の20万件を超えました。(厚生労働省発表)
もう誰も悲しい思いをすることのないように、 子供たちが安心して安全に育っていくことができる社会を作りたいのです。
杉並区は令和8年に杉並区立児童相談所を設立することとなっています。
その設立にあたって、私は現場を知る稀有な経験を最大限に活かして 対応に遅れのない児相、子供たちの安全と命に責任をもつことができる杉並区を作っていきます。
そして東京、杉並における、第一の最重要課題はコロナ対策、コロナからの復興です。
昨年7月、杉並区内で大変辛い報道がありました。
杉並区保健センターがコロナに感染し自宅療養中の男性と連絡がつかなかったことを放置し、 男性が亡くなりました。命を預かる区政として二度と同じ過ちを繰り返してはなりません。
保健センターの体制を整備し、人員の確保、感染時の医療へのアクセスを確保することが急務です。
第6波の流行ではブースター接種が遅くなりました。
今できることは接種を前倒しして、希望する人への迅速な接種を実現すること。
医療体制の強化、社会機能の維持へ取り組みます。
特に大きく影響を受けた経済は、現在、回復傾向にあっても業種や企業規模により回復度合いの異なる 「K字型回復」となっており、ここに産業間での格差が生じています。
こうした状況を踏まえ、回復を標準化し、雇用の7割を占める中小企業における底上げ、 経営の効率化や付加価値の創出などを支援していかなければならないと考えます。
また、コロナ流行により、その対策としてのデジタル化が進みました。
これを加速させ、人口減少、少子高齢化の状態にある日本社会において、 DX、IoT、AI、BIが人の力を引き出し、または労力を補う、 スマートでコンパクトな社会、持続可能な経済と社会保障を実現していきます。
ダボス会議で定義されたように、今はまさに「V U C A ワールド・V U C A 時代」であり、 私たちの世界は、不安定で先の予測が難しい状態にあります。
これからのこうした時代には、新しい視点をもって変化に遅れずに対応し、 それと同時に、区民の方々を変化から守っていくことが求められます。
私たちの生活に密着した、最も身近な「区政」において、働く人の声、子供たち、お母さん、お父さん、シングルマザー、シングルファザーの方、私と同じ世代の社会のこれからを担う若い人たち、障がいのある方、そして高齢者の方の声を届け、児童相談所と都庁に勤務した経験を活かした、 「見守りと支えあいの地域づくり」「誰もが安心して住み続けられる杉並」を作ってまいります。
*VUCAとは V=Volatility(変動性)
U=Uncertainty(不確実性)
C=Complexity(複雑性)
A=Ambiguity(曖昧性)の頭文字をとった言葉